槇原 敬之2007年05月06日 16:26

こないだ、奥さんと久々にカラオケに行ってきました。
で、「槇原 敬之」を何曲か熱唱してみました。(笑)

槇原 敬之/AFTER GROW
2枚目のオリジナルアルバム「君は誰としあわせなあくびをしますか」に収録。
一言で言うと、
「別れた彼女を想い出しつつ、もう立ち直ったよと表明する」曲。
立ち直ったと言いつつも、でもやっぱりまだ引きずってる感じが
見てとれます。
「取り戻したい」わけではなく、「ただ懐かしい」から想い出してる
だなんて、言い訳してみたり。
でも、そういう心理状態って、「こんな時期あったよなぁ。」と
個人的にはとても共感できて、好きな曲です。

槇原 敬之/HUNGRY SPIDER
シングルカットされ、9枚目のオリジナルアルバム「CICADA」にも収録。
この時期、ドラマ「ラビリンス」の主題歌でも流されたので
知っている人も多いのでは。
一言で言うと、
「腹ペコな自分(クモ)の巣に、片思いのあの娘(蝶)が引っかかって
食べようかどうしようか悩む」曲。
普通では、考え付かないシチュエーションなんだけど、
自分(クモ)自身の葛藤に鬼気迫るものがあり、改めて彼は
天才なんだと認識したものです。

槇原 敬之/ARE YOU OK?
シングルカットされ、11枚目のオリジナルアルバム「Home Sweet Home」にも収録。
一言で言うと、
「困った人には見てみぬフリをせず、"ARE YOU OK?"って声をかけよう」って曲。
道徳的なメッセージソング。

で、何が言いたかったというと、「復帰後」の彼が何やら
変わっちゃったんだよということです。

それまで、悩んで答えを探してる曲だったからこそ、
共感できたり好きになれたんです。
それが、まるで悩みがなくなっちゃった印象を受けるんだな。
私は、人間なんていつも何かしら悩みを抱えているもんだと思うので、
なおさら違和感を感じるのかもしれないけど。
ホント、以降の曲は「そんなこと言われなくてもわかってるよ!」って
感じなんだよね。
彼にしか表現できない詞があったはずなのにさ。

もしかしたら、公共性・道徳性の高い、「復帰後」の音楽の方が
社会的な意義は高いのかもしれないです。
だから、一概に否定できないですけど。
ただ、昔のファンとしては、あの頃の音楽を作って欲しいなと
思うんだな~。

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