ダイ・ハード4.02007年11月11日 01:16


評価:90点

原題 Live Free or Die Hard(アメリカ)
監督 レン・ワイズマン
脚本 マーク・ボンバック
出演 ブルース・ウィリス、ジャスティン・ロング、ティモシー・オリファント

<あらすじ>
ニューヨーク市警のジョン・マクレーン刑事(ブルース・ウィリス)は、ハッカーの
マシュー・ファレル(ジャスティン・ロング)の連行を命じられ、彼の自宅へ向かった。
しかしいきなり、ファレルの自宅で彼を狙う何者かと銃撃戦が発生する。

その翌日。その日はアメリカ合衆国の独立国家記念日。
しかし、何者かによるサイバーテロによって、デジタルで制御されている都市機能が
攻撃されてしまう。
インフラはストップし、アメリカ政府すら機能不全に陥ってしまう。

サイバーテロ事件の背後には何があるのか。
そして、その事件にジョンとファレルは巻き込まれていく。


<感想>
実はダイ・ハードシリーズを観るのは初めてなのですが、今まで観てなかったことを
後悔しましたよ。

とにかくついてなくて、とにかく悪運の強い男。
途中から、「さすがに死ぬだろ普通」と笑いながら観てました。
少なくとも自分だったら、映画始まって10分くらいで死んでるんじゃないでしょうか。(笑)

いかにもアメリカンなアクション映画でしたが、すっかり楽しんでしまいました。
VFXも効果的だったし。

「16ブロック」では、すっかり肥えて老け込んでいた印象のブルース・ウィリスでしたが、今回はかっこよかったです。

今度は、是非1作目から観てみよっと!

それと、テロリスト集団の紅一点マイ役のマギーQが素敵でした。
軽く調査してみた所、アメリカ人の父・ベトナム人の母とのハーフだそうですね。
なかなかのアジアンビューティでした。
彼女との対決は、もしかしたら一番の見所だったかも。(笑)

ハイテクなサイバーテロ集団とアナログ親父との対決、是非お楽しみを!

秒速5センチメートル2007年11月16日 23:35


評価:94点

原作・脚本・監督 新海 誠
作画監督 西村 貴世
出演 水橋 研二、近藤 好美、尾上 綾華、花村 怜美

<あらすじ>
桜舞い散る木の下で、アカリはタカキに言った。
「ねぇ、桜の花びらが落ちるスピードって知ってる?
秒速5センチメートルなんだって。」
東京に住む小学生のタカキとアカリ。
二人の間で抱いていた特別な想いをよそに、ただ時だけが過ぎて
いった。

山崎まさよしの「One More Time,One More Kiss」をテーマ曲にした、
3作の連続短編集。

第一話「桜花抄」
東京の中学に進んだタカキは、鹿児島に引っ越すことが決まった。
タカキにはその前にすることがあった。
それは、小学生の時に栃木へ引っ越したアカリに会いに行くことだった。
タカキとアカリの中学生の時の物語。

第二話「コスモナウト」
鹿児島の中学から高校に進んだタカキ。
カナエは、いつもどこか遠い目をしているタカキに恋をしていた。
タカキとカナエの高校生の時の物語。

第三話「秒速5センチメートル」
タカキは東京で社会人になっていた。
タカキとアカリの社会人の時の物語。

<感想>
感想はというと、とてもよかった!
なんていうか、ほろ苦で甘酸っぱい、遠い昔の記憶を掘り起こされた
感じで、こそばゆかったです。

ただ、評価が分かれる映画なんだろうなと思います。
観る人によっては、「で、何なの?」という感想を抱く恐れもあるかと。
現に一緒に観た奥さんも、薄めの反応でしたから。
恐らく、観る人それぞれの想い出に、うっかり共鳴してしまうか
どうかなのでしょう。

監督さんによると、この作品のテーマは「速度と距離」だそうです。
こう書くと算数の授業みたいですが。(笑)
そこんところは、タイトルに象徴されてますね。

第一話では、東京と栃木という中学生からしたら微妙な距離感
(大人だったら大したことないでしょうが)で、そこへなかなか
たどり着けない不安や焦りがよく表現できていたと思います。

第二話では、カナエから見たタカキでの心理的な距離感や、
タカキのアカリへの心理的・物理的な距離感を、うまく宇宙ロケットに
なぞらえていました。

そして、第三話なのですが、ちょっとあっさりしちゃってたのが
残念でした。
もう少し踏み込んでよかったんじゃないかな。
とはいえ、タイトルバック前後のシーケンスは鳥肌モノでした。
魂を揺さぶられましたよ。

個人的には、エピローグ的な位置づけで、さらに十数年後の
二人も見たかったかなと思います。

それと、全編が丹念に描き込まれた素晴らしい画だったことも
付け加えておきます。

あの時の人は、今どこでどうしてるんだろうって、ふと振り返って
しまう、そんな貴方におすすめです!

<予告編>

COCO FARM & WINERY 収穫祭 20072007年11月23日 15:58



栃木県足利市にある、こころみ学園。

1950年代に、特殊学級の中学生達によって斜面に
開墾された葡萄畑が発端によって、今や国内でも有数の
ワイン醸造場となりました。

去年に引き続き、年に2日間のワイン収穫祭に行ってまいりました。

入場料は2000円。
もれなく、ワイングラスとワインボトル(赤or白orロゼ)orジュースが
もらえます。(ワインの人はオープナーも。)
入場すると、たくさんの屋台が目に入ります。
フレンチな屋台だったり、イタリアンだったり、スパニッシュだったり。
どれもこれも美味しそうな香りを漂わせていました。

さらに、豪華アーティスト達による生ライブ!
坂田明、saigenji、古澤厳の名前に反応する人達にとっては、
それだけで2000円は安く感じるのではないでしょうか。

写真は右から、
・パーム貝アイオリソース
・カマンベールチーズの天ぷら
・ガレット(そば粉のクレープ)
・炭焼きベーコン
です。
どれもこれも、美味しかったですよー。(^ ^)v
後で、赤ワインにあわせて、ロールキャベツ&ペンネを
トマトソースでいただきました。

やはり、祭りはいいものですね。
足利まで足を運んだ人達、それを迎えた学園の人達、
ステージでパフォーマンスをする人達、みんないい顔を
していました。
祭りは万人に平等なんですな。

来年の参加を楽しみにしています!